自ら判断して適切に行動する

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災害時の避難行動とは

災害が起きた時,どのような避難行動あるのかを知ろう。

平成25年の災害対策基本法の改正では,次のような行動を「避難行動」としています。
  1. ①指定緊急避難場所への移動
  2. ②(自宅から移動しての)安全な場所への移動(公園,親せきや友人の家等)
  3. ③近隣の高い建物,強度の強い建物等への移動
  4. ④建物内の安全な場所での待機

災害時の適切な行動の事例

災害発生時に適切な行動をとらないと,取り返しのつかない被害にあうことも。過去の災害の事例を参考に適切な行動をとれるようにしておこう。

とっさの判断で2階へ避難

平成26年8月20日の豪雨の中,家の周囲の状況を確認し,いつもと違うと直感し,とっさの判断で2階へ避難した広島市の方の行動事例です。

(略)夜中になりカミナリが連続で光とバリバリという音を発し,雨も次第に強くなっていった。

とても眠れる状態ではなく,2階の窓から何度も外を見ていたが,横の川が溢れそうになっていたので,水が家の中へ入ってきたらいけないので,

「2階へ布団を敷いてあげるけえ2階で寝とけー」と指示を出した。これは「いつもと違うぞ!」と感じたのが,正直な気持であった。

確か20日,2時半だったと思う。(略)強烈な音と揺れ,思わず地震だと洋服ダンスを支えに立ち,(略)妻は,携帯電話で,119番をかけているが,全然つながらない。(略)

私がベランダで懐中電灯を照らしながら,家の左前方を見た時,我を疑う光景が目に入った。

「家がない!」それは今までの光景と違って,あるべきところの家が無くなっている。
それも一軒どころではなく,何軒も土砂で流されていたのである。これは大変なことが起きた。と言っても暗闇の中を外へ逃げ出すことはできない。

夜が明けるのを待つしかなかった。(略)我が家の1階は土砂で全滅状態であった。

もしあの時2階に上がるのが数分,いや数秒でも遅れていたら,大変なことになっていた。(以下略)

「平成26年8月20日広島豪雨災害 体験談集」より抜粋
(個人の固有名称を除き,原則原文のままとしています。) 

隣の人と声を掛けあって避難

平成26年8月20日の豪雨の中,近所で声を掛けあい避難した広島市の方の行動事例です。

(略)夜中,2時か3時頃,地響き(地震)のような揺れがあり,雷のせいかな?と思っていたのだが,後から聞くと,土砂崩れの時は地響きがあると聞き,あれがそうだったのか?と後から思いました。

夜中3時30分ごろ,隣の家の方が「避難した方がいい。」と電話をくれ,急いで荷物をまとめましたが,停電と焦りでなかなか思うようにいかない。

外に出ると,玄関ぎりぎりまで泥水が来ており,長靴で近くの人の家に避難させてもらった。子供もいたので大人の膝くらいまでの水と,道もドロドロで衣たちには歩きづらかっただろうと思う。(以下略)

「平成26年8月20日広島豪雨災害 体験談集」より抜粋
(個人の固有名称を除き,原則原文のままとしています。) 

災害に関する知識や準備,地域のつながりが適切な避難行動に

平成26年8月20日の豪雨の中,災害に関する知識や準備,日頃からの地域の つながりを活かし,適切な避難行動ができた広島市の方の行動事例です。

(略)午前3時過ぎ,家内に「家の裏側の窓を開けて見ろ。」と言いました。

家内は「土のへんな臭いがする。」と言ったので,すぐに避難しようと思い,午前3時20分ごろ,私は電池とラジオを持って玄関に出ると隣のAさんが「裏山が崩れてきているので避難しよう。」と二人で来られ,近くの可部南集会所へ向かいましたが,前の市道は水深が約30cmとなって流れており気を付けて避難しました。

家内も遅れて避難しようとしましたが,市道の推進はすでに50cm位になっていたので,可部南集会所への避難を取りやめて,西隣のBさんの家に避難していました。
(略)
危険な場合は,近くの安全な場所へ避難したほうが得策だと思いました。

「平成26年8月20日広島豪雨災害 体験談集」より抜粋
(個人の固有名称を除き,原則原文のままとしています。) 

真夜中に必死で伝えた避難指示

平成17年9月の台風第14号で被災した宮崎県の女性は,ご近所へ声をかけ,避難を促しました。

あの日は、両親と私の3人でいたんですけれど、台風がどんどんひどくなっているということで、父はとりあえず畳だけ上げて、職場のようすを見に1人で出かけて行ったんです。母親も一応貴重品だけは整えていたんですけれど、ちょっと疲れているようだったので、「私がいるから寝ていていいよ」と言って、先に休んでもらいました。

私は、居間でテレビを見ていました。外で消防車か何かが、何か言ってまわっていることは聞こえていたんですけれど、今イチ何を言っているのかよく分からなくてね。

そうこうしているうち、夜中に「避難指示」が出ていることが分かって、母と一緒にちょっと高台にある、おばさんの家に行くことに決めました。

で、私は、避難する前にご近所の方々に知らせなければと思い、何回もドンドンと玄関の戸をたたいて、何軒か起こしてまわりました。みんなあんまり真剣にテレビを見ていなかったらしく、ほとんどのお宅がもう寝ていたようでした。電話をかけて知らせたお宅もありましたが、「え、逃げるんですか?」っていう反応でした。

結局、床上まで水に浸かってしまったので、お知らせして良かったなと思いました。

(宮崎市 20代 女性)

前もって避難の方向を決めていた
~山崩れに迷わず避難、命助かる~

平成21年7月の中国・九州北部豪雨において,山口県の方が,日頃から家族で話し合っていた避難場所に逃げ,土石流から助かった行動事例です。

あるお宅の話なのですが、ご夫婦でお住まいで、お昼ごろお膳にご飯とおかずを並べて、「さあ、ご飯食べよう」って言っていたら、山の方で音がしたんですね、ゴーンゴゴーって。「あれ?何でなんだろう?」と思って見たら、まさに山が崩れてきていて、土石流がダーッと押し寄せてきていたのです。

で、「こりゃいけん」と思って、ご主人はステテコとランニング一枚だったんですけど、パッとシャツをつかんで、奥さんと一緒に道の無い裏山に逃げ込んだんですよ。「何でそっちに逃げたんですか」って聞いたら、「家を建てた時に、何かあったらどこに逃げるか?ひとつは裏山もあるな」とご夫婦で話し合っていたとのこと。

道ばたに車を置いていましたが、そこは土石流の流れる方向にありました。もし道の方に逃げていたら、絶対命はなかったと思いますよ。

今自分がどんなところに住んでいて、どういう危険性があるのか、過去に地域でどんなことがあったのかなどをそれぞれが学んでおけば、そのために何を備えるか、どこに逃げるのかを具体的に考えていくことができますよね。大切なのは、具体的に考えるということと自分の身は自分で守るという姿勢だと思います。

(宇部市 40代 男性 行政職員)

内閣府「一日前プロジェクト」より引用

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