平成26年8月20日,広島市で起きた豪雨災害では,積乱雲が同じ場所で次々に発生して続けて大雨を降らせ,山から岩や土砂が流れてきて,死者76人に及ぶ被害が発生しました。
広島県「土砂災害 啓発・伝承プロジェクト」ポータルサイト
から土砂災害に関する様々な情報を「知る」ことができます。
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平成26年8月20日,広島市で起きた豪雨災害では,積乱雲が同じ場所で次々に発生して続けて大雨を降らせ,山から岩や土砂が流れてきて,死者76人に及ぶ被害が発生しました。
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平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では,総務省消防庁の統計によると、この地震による被害は、死者6,434名、行方不明3名、負傷者43,792名、住家全壊104,906棟、住家半壊144,274棟、全半焼7,132棟にのぼりました。
平成23年3月11日に発生した東日本大震災では,巨大な津波や火災が発生し、東北地方と関東地方の太平洋沿岸部を中心に大きな被害が発生しました。警察庁の統計では,平成28年1月8日現在で,震災による死者・行方不明者は18,457人、建築物の全壊・半壊は合わせて399,923戸。また,いまだに多くの人々が避難所生活を余儀なくされています。
昭和47年7月11日,梅雨前線の影響で昭和47年7月9日から降り始めた豪雨は、15日午前9時までに三次の622mmを最高として、県北部一帯で500mm以上、沿岸部でも200mmを超え、記録的な大雨となりました。このため、県北部を中心として、県下全域に河川の氾濫、崖崩れ等が発生しました。この豪雨による死者・行方不明者は39名にも上ったほか、住家の被害 19,208棟を始めとして、農林地・公共施設棟にも大きな被害が出ました。
平成25年に広島県が発表した地震被害想定では,今後発生が予測される南海トラフ巨大地震によって,建物倒壊や津波などの発生により,14,759人にのぼる人的被害(死者数)が想定されています。
ハザードマップとは,津波や地震,土砂災害などで「今後起こりうるかも知れない被害」の予測や避難場所等を,地図上で見えるようにしたものです。過去の災害では,洪水ハザードマップを見た住民は,見ていなかった住民よりも避難の開始が約1時間早かったという研究もあります。ただ,ハザードマップは,一人一人がその内容を理解し,初めて効果を発揮するものです。あなたの地域のハザードマップを,もう一度確認してみましょう。
ハザードマップってみんな持っているの?うちにもあるの?
ハザードマップを無くしてしまったようなんだけど、どうしたらいいの?
ハザードマップは各市町から各ご家庭に配布されたり,各市町のホームページ等で公開されたりしています。万一配られたものを無くしてしまった場合は,お住まいの市町の窓口に相談してみましょう。いざというときに危険箇所や避難場所等を知らなかった,ということがないよう今のうちからハザードマップで確認しておきましょう。
津波災害(又は水害)から避難するとき, 浸水のおそれのある避難場所に避難してしまった…
土砂災害から避難するとき,土砂崩れの危険性のある避難場所に避難してしまった…
こんなことになってしまわないように,そして被害にあってしまわないように,事前に災害ごとの避難場所を把握しておくことが重要です。
災害が起こると,普段知っているまちの姿は大きく変わります。例えば大雨の時,避難所の場所は知っていても,通り道が川のようになっている場合もあります。「災害が起きたら?」の目線で,避難所までの経路の安全性を確認しておきましょう。
災害が起きた時の様子を思い浮かべながら,避難場所までの経路を歩いてみましょう。崩れそうなブロック塀や,ふたのない溝など危険箇所が見つかるかもしれません。
市町や地域が実施する避難訓練に積極的に参加し,安全な避難経路を知りましょう。もし,訓練メニューにないようなら,訓練を運営する自治会や自主防災組織などに提案してみるのもよいでしょう。