マイ・タイムラインつくり方
ひろしまマイ・タイムライン作成ガイド
マイ・タイムラインの使用時の注意点
- 台風や大雨は自然現象であり、マイ・タイムラインがあれば常に安全ということではなく、マイ・タイムラインで想定したとおりに進行するとは限りません。マイ・タイムラインを作成すると、自分と家族がとるべき防災行動の「タイミング」が明確になりますが、注意点もあります。
- マイ・タイムライン上の時間は、時計のように進むわけではありません。例えば、タイムライン上で氾濫発生の3時間前となっていても、雨の降りかたが予想と異なることで、結果として氾濫が予想よりも早まることも氾濫しないこともあります。
そのため、実際、マイ・タイムラインを使用する際には、次のことをふまえて行動してください。
- あくまで行動の目安として認識する。
- 気象警報や避難情報などをこまめに収集・確認する。
- 収集・確認した情報をもとに、マイ・タイムラインを参考にして、臨機応変に防災行動の実行を判断する。


こういったケースも
台風が近づいています。
まだ、雨は小雨程度です。気象情報をこまめに確認していたら、台風の直撃が真夜中になりそうで、大雨になる見込みです。
- 小さい子供もいるので、真夜中に避難するのは危険がある。
- マイ・タイムラインには避難情報がでてから避難することに決めている。
家族で話し合ってみて…
まだ避難情報は出ていないけど、暗くならないうちに、安全な知人の家に避難した。
危ないと思ったら、雨が降っていなくても、できるだけ明るいうちに安全な場所へ避難しましょう。
平成30年7月豪雨災害を体験した住民たちの証言から考える
広島県では、平成30年7月豪雨における避難行動について、県民のみなさまから極めて多様で貴重な証言をいただいたことから、それらの証言をもとに行動事例集「私たちはなぜうまく避難できないのだろう」を作成し、減災ポータルサイト「広島県『みんなで減災』はじめの一歩」に掲載しています。家族で一度読んでみましょう。
