風水害を知ろう

風水害を知る

過去に広島県で起こった風水害から学ぶ

※死者数には災害関連死も含まれています。

広島県は、過去に法律の制定や改正のきっかけとなるような大きな災害が起こっています。

昭和42年7月豪雨災害(呉市他) 死者159名

➡『急傾斜地法』制定のきっかけになっています。

平成11年6.29豪雨災害(広島市、呉市他) 死者32名

➡『急傾斜地法』制定のきっかけになっています。

広島県では、広島県防災対策基本条例で、6月を「ひろしま防災月間」と定めています。また、平成11年の豪雨災害により県内において多数の死者を出した6月29日を「ひろしま防災の日」と定め、防災意識の高揚を図っています。

平成26年8月豪雨災害(広島市) 死者77名

➡『土砂災害防止法』改正のきっかけになっています。

その他にも、大きな災害は、県内各地で起こっています。

昭和20年9月枕崎台風(呉市、旧大野町他)
死者・行方不明者2,012名

昭和26年10月ルース台風(大竹市、旧佐伯郡他)
死者・行方不明者166名

昭和47年7月豪雨災害(三次市、庄原市他)
死者・行方不明者39名

平成22年7月豪雨災害(庄原市、世羅町他)
死者5名

平成30年7月豪雨災害(県内全域)

死者149名・行方不明者5名(令和2年2月10日時点)


三篠川(広島市)

沼田川(三原市)

大屋大川ほか(呉市)

全国で1年間に発生する土砂災害の数は、約1,000件と言われていますが、平成30年7月豪雨では、広島県だけで1,242件の土砂災害が起きています。

資料出典:「地域の砂防情報アーカイブ」