風水害を知ろう

風水害を知る

広島県で起こりやすい風水害ってなに?

土砂災害

山や谷、がけから土砂が押し寄せること

  • まずは、広島県で起こりやすい風水害について知りましょう。
  • 風水害とは、雨や風により発生する災害です。
  • 広島県で起こりやすい風水害は、大きく3種類あります。

河川の氾濫

川から水があふれること

高潮による氾濫

海から陸地に水が流れ込むこと

次に、広島県で起こりやすい風水害を確認してみましょう。

  • 広島県は、平野が少なく、県土の約7割が山地であり、大きな川、小さな川があり、沿岸部では、全国でも有数のゼロメートル地帯があるなど、多様な地形を有しているため、様々な風水害が発生するおそれがあります。
  • 『土砂災害』と『河川の氾濫』は、大雨や豪雨などが原  因となり、ほとんどの地域で発生するおそれがあります。
  • 『高潮』は台風などが原因となり、主に沿岸部低地帯で発生するおそれがあります。

県内には、土砂災害のおそれがあると想定される箇所は約48,000箇所あります。また、計505の河川が流れています(延長距離は約3,070km)。

広島県の地質は?

県土の大半は風化・浸食されやすい花こう岩類(マサ土※)が広く分布し、それらを覆って火山岩類が分布しているため、豪雨などによる災害が発生しやすい。

※マサ土とは、水に濡れてしまうと、とても崩れやすくて弱い土です。